Smiles and Tears
この数年、文章を書く意欲が減退してきて、更には何を思っても後ろ向きなことしか頭に浮かばない自分自身に嫌気がさして、エッセイを書いてこなかったが、気分を改めて再び筆を執ることにした。僕が体験した色々な想い出を綴ってゆきたい。
(平成19年5月)
この数年、文章を書く意欲が減退してきて、更には何を思っても後ろ向きなことしか頭に浮かばない自分自身に嫌気がさして、エッセイを書いてこなかったが、気分を改めて再び筆を執ることにした。僕が体験した色々な想い出を綴ってゆきたい。
(平成19年5月)
第1話:あの日の自分に会いたい 「まっすぐ彼のところに飛んでいって、『本当に申し訳ないことをしました』と言ったら、『まあ、悪いと思ってるんだから1回はいいよ。でも2度はダメだぞ』って言いましてね。彼はまったく正しかったし…
第2話:友人のふり 「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちになりません。」 マーガレット・サッチャー(イギリス人) 大学卒業を翌年に控えた秋頃の話。高校時代の同級生Sが、卒論で困っているので助けて欲しいと言ってきた。 彼…
第3話:フランスについた日 「人々と強い絆を結ぶことは私にとって非常に困難なことだし、多分その逆も言えるでしょうね。」 ジョン・バーナード(イギリス人) 「…あのねー、あそこのワイン屋に行って買ってきておいて欲しいんだよ…